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楷・行・草の源(みなもと)
『楷・行・草の源(みなもと)』


皆様、お正月気分もすっかり醒めて静かな日常を取り戻しておられますでしょうか…

今回は一年の初めに相応しく(?)楷行草書の始まりについて調べてみました。

『模範となる字 楷書』

楷書は隷書と草隷※からできた書体。

楷の字には「法、式、模」という意味があり、楷模(かいも)=手本となる字、という意味から楷書と名付けられた。

この楷の字を使った楷の木という木があります。葉っぱが規則正しく並んでいるのでこの名前がつけられたとか…

『広く行き渡った 行書』

劉徳昇(りゅうとくしょう)という人が創始したと伝えられている行書。

楷書、草書の要素が交えられて世に広く行われた。このため行書と呼ぶ。

『くずした書体 草書』

早書きの為にくずした書体に草をつけた。草には、慌ただしい、本格的でない、下書きなどの意味がある。
※隷書の早書きは草隷とよばれる。

草書には隷書の早書きで変化させて成立した章草からはじまり、今草(今の草書とよばれるもの)、狂草の3種類がある。

●草書3種類
杜度(とたく)が作り、章帝の命名による“章草”、
張芝(ちょうし)が作った“今草”、
張旭(ちょうきょく)、懐素(かいそ)らが今草を変化させて作った“狂草”

ペン字で主に使われている3書体について簡単に書きましたが、
歴史を遡ると実に多くの書体があり、甲骨文字まで行きついてしまうことがわかりました。

用途によって形を変え、名前が付き、現在まで受け継がれている書体から人類の歴史の片鱗を垣間見たような気がしました。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました♪

また次回もお楽しみに!

〜ペン字の広場 黎楓(れいふう)〜





参考文献:書法入門シリーズ6書法用語 百語百答






author:ペン字の広場, category:ペン字についてのコラム, 07:53
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