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紙すき体験で紙好きに!

 

 


 

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ペン字に欠かせない物と言えばペン、そして“紙”ですよね。今回は紙(主に和紙)のことについて書いてみたいと思います。

2014年、和食に続いて、和紙がユネスコ無形文化遺産として登録されたようですね。

日本古来から今現在まで息づいている和紙ですが、洋紙(いわゆる普通の紙)の登場で和紙の需要は減り、今では後継者不足が悩みの種だとか。

ところで和紙と洋紙の違いは何だかわかりますか?

製造行程も違いますが、まず原材料が違います。

簡単に言うと、
木の皮でできているのが和紙、
木の皮を剥いだものでできているのが洋紙です。

木の皮の繊維だけを重ねて固めたのが和紙、
パルプを粉々にして薬品で固めたのが洋紙、 

とも言えます。

さて、和紙と洋紙ではどちらが長く持つでしょうか?

正解は断然和紙です。
和紙は保存状態がよければ1000年もつのだそうです。

その丈夫さ安全性など多くの利点故、 障子や襖、お札やコンピュータの部品、絵画の修復 にも使われています。

洋紙は薬品を使っているためにその1/10の100年の寿命なんだとか。

実際、紙の博物館には1250年前に書かれたお経が展示されていました。
現存する最古の和紙は奈良の正倉院にあり、1300年前の戸籍が書かれているものだそうです。

和紙に使われる主なものは 楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ) の樹皮、ですが他にも竹、麻、稲、笹などなど様々使われています。

木の皮の繊維を利用するので、どんな木でも利用可能だそうです。

和紙の産地はどこなのかご存知ですか?

日本全国41都道府県で和紙はつくられています。和紙の産地でない所を探すのが大変なくらいです。

なぜならもともと、和紙作りは農閑期の副業的に行われていた産業であったため、全国各地で和紙が作られていたのです。


ちなみにユネスコ無形文化遺産に登録された和紙は石州半紙(島根県)、細川紙(埼玉県)、本美濃紙(岐阜県)の3つ。


紙の博物館を訪れた際、石州半紙の紙すき体験が行われていたので和紙作りに挑戦してきました。

葉書サイズを選んだので小さなざる( 簀桁(すけた))でしたが、大きくなるほど厚さを均一にするのが難しくなるようです。

和紙の繊維がはいった水槽のような所にザルを深く潜らせ、持ち上げ、優しく揺らし、じっと待つ…を何度か繰り返します。

その後、色々な抜き型で作られた形の和紙や葉っぱの葉脈などをセンスよく配置し、乾かすとお手製の葉書のできあがりです♪

飾りの和紙や葉っぱを配置するのがまた楽しく、難しい。さんざん悩んだ挙げ句できあがったのは何とも平凡な配置でしたが…



家でもやりたくなり、紙すきキット1800円を購入。

自分で作った和紙ハガキはやっぱり愛おしく思えるもの。紙すきで紙好きになりました!

何か書こうかと思いましたが、もしかしたら1000年後に発見されたらと考えると迂闊に書けませんでした。

1000年後って一体どんな世界になっているんでしょうね??

1000年の心の旅をしながら和紙を作ってみるのもまた面白いですね。

和紙で心をわしづかみされた黎楓でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

次回またお会いしましょう♪

〜ペン字の広場・黎楓〜



 

author:ペン字の広場, category:-, 23:55
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