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閉じないで…〜open your mind〜

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

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皆様、お元気でしょうか。
梅雨の前の爽やかな5月ですね♪
柏餅は食べましたか?


学生時代ですが、ベルトコンベアで大量に流れてくる柏餅を5個1パックにして詰める、というアルバイトを7時間やった日のことを今でも思い出します(笑)



…さて話は変わりますが、何となく字が気に入って、ある古い本を購入しました。
(古い本なので結構汚れてます…)

それがこちらです。




なんだかお経みたいな本だな〜、と思いながらパラパラと眺めていました。

気に入った字を眺めていると書きたくなってくる質でして、早速気に入った箇所を開いて、筆ペンを持ち、書き始めました。そして、、、はたと気がつきました。

「この本は押さえなくても閉じない!!」

折り目を付けたり、手で押さえたり、文鎮や洗濯ばさみ、クリップ、ブックストッパーなどなどのグッズを使わなくてもいいんです。

斜めにもならず、平らで見やすい。

それからこの細長いコンパクトな形状も紙の隣に置いて書写しやすい。

「これは書写には最適な形なのではないか???」

本で調べるとこの形状は 「折本(おりほん)」と呼ばれいて、中国の唐時代からあり日本に平安時代に伝わったそうです。

〜近世初期には、これを進化させた「折帖(おりじょう)」という形ができ、

これに有名な書家の美しい筆跡を切り取って貼り込んだものを「古筆手鑑(こひつてかがみ)」と呼ぶ。

ほかにも、画帖、書画帖、法帖などとして今でも用いられている。〜

(「和本入門 橋口侯之介著」より)

折本は書の世界とは切っても切り離せない関係のようです。

今では細長い折本の形状としては、お経くらいでしか使われていませんが、かつては 習字のお手本の本 としても広く世に渡っていたようです。

折本の 閉じない性質 を上手く利用したのでしょうね。


折本は折ってあるだけで、糸などでは綴じられていません。

綴じられていないから閉じないのか…!?
どのページを開いても平らです!



きっとペン字の世界に足を踏み入れていなければ、この形の本を見ても「お経の本と同じだな」くらいの認識しかなかったと思います…

実際にこれを見ながら書いてみて、その利点の素晴らしさに気づかされました。


平らなので、なぞって練習するのにも最適です!


習字のテキストは字などの中身も大事ですが使いやすさ、やりやすさなども大事ですね。

色々と気づかされます。

折本に触れたせいか、いつになくオープンマインドになっている黎楓でした。


それでは次回もまたペン字の広場でお会いしましょう♪


〜ペン字の広場・黎楓〜

 

author:ペン字の広場, category:ペン字についてのコラム, 19:11
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